デトックスパーティー2
2006年 09月 22日
まずはお通し
ゴボウとニンジンの砂糖を使わない炒め煮とワケギの白和え
ゴボウの食物繊維などが毒を包んで出してくれ、人参のβカロテンとビタミンCには抗酸化作用が。日に焼けた肌には必需品ですよね。 じっくりと炒めてから煮るとゴボウや人参から甘味が出てお砂糖を加えなくても美味しく出来ますよ。
ワケギには硫化アリル。白和えのゴマにも抗酸化作用があります。
タマネギとヒジキのサラダ=生姜ドレッシング
デトックス食材と言えばタマネギと海藻とパクチーやクレソンなどのハーブ、玄米などです。特にタマネギは含有成分の硫化アリルが毒だし器官の肝臓の働きを高めてくれます。又、セレニウムが水銀などの有害ミネラルを無毒化してくれます。魚を沢山食べている人や肝臓が疲れている人にお勧めです。これらの成分は生で、しかも、水にさらさらないと、効果が高まります。
それにヒジキのアルギン酸が毒素を包んで外に出してくれます。そこに解毒効果のある生姜が加われば敵なしのサラダです!本当はパクチーも加えると美味しいのですが、他の料理にも使っているので止めました。嫌いな方がいるかも知れませんからねぇ。
テンペと大豆タンパクの北京ダック風
大豆の発酵食品テンペと大豆タンパクをお肉の変わりに使った手巻きサラダの様なものです。現代人は肉類を食べすぎでいるので今日は肉料理なしのパーティーです。
大豆製品はイソフラボンの効果で抗酸化作用があります。これを解毒効果の最も高いと言われているハーブ=パクチーやタバコの毒を出すクレソン、タマネギ、レタスなどの野菜で巻き、手作りの甜麺醤で食べます。
野菜を沢山食べることは野菜の食物繊維が毒を包んで外に出すのでとても良い事だそうですよ。
玄米のカレー風味ピラフ
食物繊維といえば玄米!それに最も、解毒効果の高いパクチーと漢方薬の固まりとも言えるカレー粉を加えました。
ところで、人間が誰でも持っている解毒分質は何だと思いますか?なんと唾液なんですって!つまり良く噛んで唾液をいっぱい出せば大抵の毒が無力化するんですって!まあねぇ、毒薬はよく噛んでも無理でしょうけどね。(笑)
それに白米より固い玄米の方が栄養価も高いから身体に良い。しかし、良く噛まないと消化しにくい。そこで私はこのピラフにクルミを入れました。
歯ごたえがあるものを入れると良く噛んで唾液もタップリ出ますよ。
帆立とサーモンのカルパッチョ
帆立とサーモンのどこがデトックスなの?う~ん、微妙ですけど、良いじゃあないですが一品ぐらい!美味しく食べれば心のデトックスですよ。
ただ、上に掛かっているイタリアンパセリ、タマネギには解毒作用があります。また、使っている油、今日のはピスタチオナッツオイルなんですが、これが香ばしくって美味し~い!あら、話がそれた。
油も植物性の良質な油はデトックスになるんですよ。脂肪に溜まった毒素は植物性の油でなくては洗い流せないんです。
化粧落しのクレンジングオイルみたいに・・・。
ココナッツミルクのイタリア風ゼリー=ジンジャーソース
イタリアのゼリーってゼラチンで固めないで、コーンスターチとかデンプンで固めるって知ってました?で、今日は葛粉で固めました。
デトックス的観点から言うと食物繊維の多い寒天(シャレじゃありませんよ)を使うところですが、今日は生の夏野菜など身体を冷やす物を沢山食べたので、身体を温めてくれる葛粉をデザートに使いました。葛粉って風邪薬の葛根湯にも使われているくらい身体を温めて代謝を上げてくれるんですよ。
冷え症の私には欠かせません。
これらとバルサミコ酢を使った野菜サラダを食べましたが、サラダは写真撮る前に食べちゃいました。すいません。
次回はタマネギとヒジキのサラダ=生姜ドレッシングの作り方を紹介しますね。