キャベツ生活第三弾 トマト味とトマトの調味料について
2005年 10月 27日
キャベツ生活の第三弾です。
昨日のスープ煮の残りをトマト味にしちゃいました。
カレー粉を加えてカレー味も美味しいけれど、今日はトマト味です。
使うものは生のトマト1個とケチャップだけです!
あんまり作り方が簡単なので、トマトとトマトの調味料について少しお話しますね。
トマトは抗酸化作用で有名なリコピンとビタミンCが沢山含まれています。
今やトマトと言うとイタリア料理!という位ですが原産は南米です。コロンブスがヨーロッパ大陸に持ち込んだと言われています。その頃はグリーンの葉に真っ赤なトマトが実るところが可愛らしいと観賞用だったようです。
この頃のトマトは私達がサラダにするトマトとは違い、最近クッキング用として売られている水分の少ないトマトに近かったと思われます。最初に食べた人は勇気が要ったかもしれませんね。
さて、トマトの調味料ですが、結構混同している方が多いので一言説明して置きます。
日本でよく売られているのはホールトマト、トマトピューレ、トマトペースト、トマトケチャップなどが代表的なものでしょうか。
ホールトマト・・・トマトの皮をむき、トマトジュースを加えて火を通したもの。味は着いていない。最もトマトの新鮮味がある。
トマトピューレ・・・ホールトマトをつぶしてピュレ状にしたもの。味は着けていない。
トマトペースト・・・トマトピューレを煮詰めて水分を飛ばした物。水分がど飛ぶ過程で酸味が飛ぶので酸味が少なく、コクがある。味は着けていない。
トマトケチャップ・・・トマトピューレに砂糖、酢、塩などで味を付けたて保存性を高め、そのまま使える調味料にしたもの。
これらは全て通常、私達が生で食べるトマトとは品種が違い、調理用として栽培された細長くて水分が少なく、コクがあるトマトを使用しています。
トマトは煮溶ける様に皮をむいて粗みじん切りにしてくださいな。
ケチャップだけだと甘くなり過ぎますが、この、たった1個の生のトマトが爽やかな酸味と旨味を出してくれます。
作り方は簡単です。
① トマトの皮をむきます。湯むきでも包丁でむいても、どちらでも構いません。
② 皮をむいたトマトを粗みじん切りにします。
③ ②のトマトを昨日の残りのスープ煮に加え、ケチャップを鍋にグルリと2周ほど搾り出して混ぜる。
④ 5~10分程度煮てトマトが煮とけて味がなじんだら出来上がり。味を見て濃いようならお湯を足してくださいね。
今日はパセリのみじん切りとコショウを振り掛けました。